先週のシンガポールの新聞に、クアラルンプール(KL)とシンガポール(SG)とを約90分で結ぶ高速鉄道計画に関する記事が載っていました。その記事の中で、マレーシア政府が国内区間の5つの駅を候補地として絞り込んだということです。シンガポールに最も近い駅はジョーホルバルのイスカンダル計画の中心であるヌサジャヤになる予定だそうです。
両国の高速鉄道計画に関する調整は、両国政府がひと月に1回のペースで定例会議を開いているそうで、徐々に詳細が決まってくるのではないかと思います。日本にとっても、この計画に日本の新幹線が採用されれば、大規模な受注機会の獲得になりますので、安倍首相もじきじきに両首相に採用を働きかけています。
ところで、一足先に駅候補地を発表したマレーシア政府に対して、シンガポール政府は3つの候補地を公表するに留めており、マレーシア政府とのスタンスの違いが明らかです。その3つの候補地は、都心部、西部のジュロン・イースト、シンガポールの最も西側に位置するトゥアス・ウエストとなっており、ジュロンイーストが最も有力と見られています。あまり早く公表すると、地価の急激な上昇などを引き起こす可能性があるため、慎重にものごと進めていくあたりは、さすがシンガポール政府らしいと感じます。
私の自宅からほど近いジュロンイーストですが、最近は街が様変わりしています。伊勢丹の進出や新たなショッピングモールのオープンなど、中心部と比べても遜色のない、便利な街が出来上がってきています。
ここに高速鉄道の新駅が設置されることになれば、周辺が大きく変貌することは間違いないでしょう。
高速鉄道計画のこれからの進展が非常に楽しみです。

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