今年は金融相場が大きく動いた一年でした。
特に円相場がいっきに120円台まで下落し、あらためて米ドルの強さが際立った年になったと思います。
もし年初に日本円から米ドルに両替しておけば、円建てで約20%も資産価値が上がったことになります。(一昨日までミャンマーのヤンゴンに行っていたのですが、街なかでの買い物や食事の支払いに、現地通貨の「チャット」以外に米ドルが普通に使用することができます。あらためて米ドルが世界の基軸通貨であるとを実感しました。ちなみにカンボジアでも普通に米ドルが使えるようです。)
日本では約1600兆円ともいわれる個人金融資産を元本割れがしない預貯金で持つ割合が約80%と言われていますが、これだけ政府がインフレ・ターゲットを目標に掲げた金融政策を行い、かつ、円安が進む状況の中では、見かけは元本が確保されてても実質の円資産の価値は下がってきています。そのような状況の中で、金融や経済の動向や世界の政治情勢を注視しながら、しっかり考えて適切に対応をしている方は、資産を守り、増やせているのではないかと思います。そういう意味では「動けた人と動けなかった人」との差がどんどんと開いた一年だったように思います。
さて来年はどのような年になるのでしょうか?
アメリカでは、アメリカ経済の強さが確認される中で、金利の引き上げ時期が焦点になっています。
仮に金利が引き上げられると、アメリカが金融引き締め策に動く一方で、日本では異例の金融緩和策をとっていますので、理論的には米ドルがさらに強くなり、円安が進むことが想定されます。原油安やロシアのルーブル安など色々な要因が絡みますので、先のことを見通すことは非常に難しいですが、絶えず情報に触れて、考えて行動することがこれからはもっと大切になってくると思っています。
昨日、日本では与党の税制大綱が発表されました。その中で、確定拠出年金(個人型)への加入対象者が専業主婦の方や公務員の方へ拡大されることが示されました。この大綱のままで税制改正されれば、個人の資産運用にとっては非常にインパクトがあると思います。それは、「確定拠出年金制度」には「NISA」以上の大きなメリットがあるからです。
この制度のメリットや仕組みについては、来年のブログの中で取りあげていきたいと思っています。
来年もシンガポールでの生活や海外の教育情報などをお届けしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

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