インターナショナルスクール(その1)

シンガポールには、たくさんのインターナショナルスクールがありますが、全ての学校がが同じようなカリキュラムを採用しているわけではありません。
インターナショナルというその名のとおり、その学校が本拠とする国の文化や伝統を色濃く反映しています。たとえば、カナディアン・インターナショナルスクールは、とても開放的で自由な雰囲気が校風となっています。神戸にもカナディアン・インターナショナルスクールがあるのですが、シンガポールと同様に、生徒の自主性を尊重し、自由な校風で知られています。私の子供もこちらに通っているのですが、彼女たちは学校が楽しくて仕方がないようです。
それに比べるとアメリカン・インターナショナルスクールは、学校卒業後の進路を意識したカリキュラムになっているようです。生徒の学力を伸ばし、アメリカの名門大学を目指せるような指導がなされていると聞きます。
シンガポールから橋をまたいだマレーシアのジョホールバルには、イギリスの名門、マルボロカレッジがありますが、そこに息子さんを通わせている方に伺うと、礼儀や振る舞いなどをとても厳しく指導されるそうです。カナディアンと比べると対極のように感じます。
どの学校が良いとか悪いとかという話ではなく、こどもたちの将来にとって、どの学校の校風がいちばん最適なのかを考えた上で、学校を選ぶことが大切なのだと思います。

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