投資を始める前に
この時期になると、ボーナスの使い道をどうするか?などの記事や話題が多くなります。
アベノミクスによる最近の景気浮揚から、株式投資や投資信託などの購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
政府か政策的にインフレに誘導しようとする中で、銀行にお金を預けておいても、その金利がインフレ上昇率以上でなければ実質的にそのお金の価値は下がってしまします。そこで、貯蓄から投資への流れが出来てくることは当然流れといえるでしょう。しかし、初めて投資をする人にとっては、数ある金融商品の中から儲ける商品を選ぶことは至難の業です。プロでも儲けることができるかどうかは解らないのですから。
投資を始める前に、サラリーマンや公務員の方々にまずおすすめしたいのが、財形貯蓄や個人年金保険です。財形貯蓄は給与から天引きされるため、負担感をあまり感じることなく自然に貯蓄できます。しかも、550万円までは利子に対する課税がなされません。
つぎに個人年金保険ですが、掛け金が生命保険料控除の対象になりますので、年間8万円以上の掛金を支払った場合には最高4万円の所得控除を受けることができます。(住民税も控除対象です。)所得税率が10%の方であれば、4千円の所得税の還付がありますので、銀行に預けるよりはよっぽどリターンがあるわけです。ちなみに100万円を普通預金に預けた場合の年間の利子は約200円です。いかに所得控除を活用することの有効性がわかっていただけるかと思います。(ただし加入する前には、その保険が元本保証型の個人年金保険であるかや個人年金保険料控除の対象かどうかなどをしっかりと調べてから加入する必要があります。)
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