スクール・オリエンテーション

来週から新年度が始まるインターナショナルスクールのオリエンテーションに参加してきました。
2日間の間に幼児クラスからハイスクールまで年齢のオリエンテーションが行われましたので、学校はかなり賑わっていました。私も新年度のオリエンテーションに参加するのは、今回が初めてでしたので、興味を持って参加したのですが、何点か気づいた点がありました。
まず、子供と一緒に両親ともに参加されている方が大多数だったことです。平日の午前中にもかかわらず、父親も一緒に担任の先生の説明を聞き、挨拶を交わす光景は、あまり日本では見られない光景のように思いました。先生が持つメールリストには、父親と母親のそれぞれのメールアドレスが登録されますので、先生からの連絡事項は当然父親にも送られてきますし、週末には子供達の学校の様子が写真付きのレターで送られてきますので、自分の子供が学校でどんな活動をしているのかが逐次分かる点は非常に安心感があります。
それから前年度に仲の良かったお友達とクラスが一緒になる確率が高いという点です。ほとんどの生徒が初対面で、しかも国籍の違う子供達が一緒に勉強する中で、仲の良いお友達が近くにいてくれるのはありがたいことだと思います。私の子供も一番中のいいお友達と同じクラスになっていました。
もう一点、特にシンガポールの学校らしい点がありました。日本の小学5年生にあたる学年から、生徒専用のMac Book を使った授業が始まるのですが、全てのコンピューターを校内のネットワークに繋げることで、リアルタイムにデータのやり取りや情報交換ができるようになることです。学校にモバイルを持っていくことを禁止することの多い日本の学校とはかなり考え方が違う点だと思います。生徒ひとり一人が自分のMac bookと校内専用のメールアドレスを持ち、先生や生徒同士のやり取りがオンライン上でできるので、宿題のわからない点を帰宅後に先生に質問したり、友達に聞いたりとかなり便利に使えるようです。アップルのパソコンのみを使用する点も、日本ではありえないのではないでしょうか。
色々と日本の学校とは異なる点が多いインターナショナルスクールですが、その違いを子供達と一緒に楽しみながら、この1年間の子供達の成長を見守っていきたいと思います。

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