小中一貫校の増加について。

最近、小中一貫校が増加しているようです。現在約12%の自治体で小中一貫校を実施しているようです。
私の子供が通っている塾の校長先生のお話では、子供にとっては中学受験が最も子供の学習に負担を与え、子供の創造力を削いでしまうのだそうです。中学受験は記憶型の勉強なので、受験勉強の中で子供達が持つ創造力が失われてしまうのです。また、努力をして名門校に入学したとしても、そこで燃え尽きてしまい目標を失ってしまう子供も多いといいます。
私自身も小学校の時が一番楽しく、中学校に上がった途端に環境が大きく変わって学校が楽しくなくなったという記憶があります。
海外では、小中や中高、小中高一貫校などが多くみられます。特に海外の大学への入学資格を得るために必要な国際バカロレア(IB Diploma)を取得するためには継続的な教育が必要とされます。日本政府も国際バカロレアが取得できるIB認定校を国内で200校に増やす計画を立てていますし、小学5年生から英語教育を始める方向で学習指導要領を改訂する方針のようです。そうなるとなおのこと小学校と中学校を分ける必要性がないような気がします。
子供の英語教育の推進と小中一貫校の増加も大きく関わりがあると思いますので、子供の学校を選択する場合にはその辺りを熟慮する必要がありそうです。
12%の市町村で小中一貫教育
国際バカロレア

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