TOEICテストでのハプニング

久しぶりにTOEICを受けてみようと思いインターネットで検索したところ、シンガポールでは月に4回も受験機会があることがわかりました。(受験間隔は1か月以上開ける必要があります)
そして昨日、そのテストを受けてきました。日本では大抵が学校や大学などの教室が受験会場になっていますが、シンガポールでも大学の教室が会場に指定されていました。会場に着いて感じたのは、思いのほか日本人の方が多いことです。おそらく6、7割の方は日本の方だと思います。と言いますのも、シンガポールでは受験するための身分証明書がパスポートですので、受験する時には机の上にはパスポートを置いておく必要があるのです。私が見た感じでは日本以外のパスポートの方は同じ教室に数名しかいませんでした。また、受験開始前の説明も日本人が多い前提でされていましたので、普段から受験者は日本人が多いのだと思います。
受験料は110シンガポールドルでした。日本円で約1万円です。少し高いような気もしますが、円安なので仕方がないですね。(3年前だと約7千円ですから、円安のマイナスの効果を妙に実感する機会にもなりました)
さて、受験上の注意の説明があり必要な記入が終わって、さあ試験開始となった時にハプニングが発生しました。何と音声が始まらないのです。パソコンで音声を起動するようなのですが、パソコンがうんともすんとも言わず、試験官が他の教室の試験官に連絡を取りはじめました。トラブルは5分程度で解消されて試験は無事スタートされたのですが、それまでの会場の反応と受験生の行動が興味深いものでした。
日本であれば多少緊張した雰囲気が漂うところでしょうが、ゆるい感じのシンガポールでは「まあ仕方ない」といった感じで誰も文句をいう人はいません。また、TOEICのテストでは、回答する時間が足りないために問題の先読みが非常に大切になってくるのですが、私を含めた日本人は誰一人として先読みをしようとしないんです。海外で日本人の規律正しさを実感する貴重な機会にもなりました。
TOEIC SINGAPORE

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