日本の中学校へ体験入学。

シンガポールのインターナショナルスクールでは、6月下旬から8月上旬までの長い夏休みがあります。

今年の夏休みは、上の娘が6月下旬から1カ月の間、日本の中学校に体験入学をしてきました。
今後、娘と同じように日本の学校に体験入学を希望する子供達もいると思いますので、今回は我が家の体験を少しだけお伝えしたいと思います。

今回体験入学をしたのは妻の母校で、地方都市の静かでのどかな学校でした。

まず体験入学をするためには、受け入れる側の学校の許可が必要になります。
(ほとんどが教頭先生とのやり取りになります)
学校にお願いする時期としては、体験入学の3か月前にはしておいた方がいいでしょう。何せ受け入れる側の学校としても、海外の学校に通う生徒を受け入れるのは始めてのことが多いでしょうし、受け入れる側も大変だと思います。

体験入学のために準備する物としては、制服や教科書などがあります。
海外在住でインタナショナルスクールに通っている子供の場合には、現地の日本人学校で教科書の配布をしてもらっておいた方がよいでしょう。
(あまり知られていないようですが、一定の条件に該当すれば無料で配布を受けることが可能です)
制服に関しては、体操服程度は準備した方がいいと思います。(制服のある学校ですべての時間を私服で過ごすのはかなり浮いてしまうと思います。)
今回の体験入学は娘が強く希望して実現したものなので、結果としては大成功だったのですが、成功の鍵はやはり本人の気持ちと積極性にあると思います。

娘は日本の中学校1年生にあたる年齢なのですが、日本のアニメが大好きで、日本の学生生活にもとても興味をもっています。そのため、とても前向きに今回の体験入学を楽しんでくれました。

中学1年生と言えば、日本ではちょうど本格的に英語を学び始める学年ですので、受け入れてくれた日本の生徒たちにとっても、海外に住んでいる生徒との交流は刺激を受けたようで、うちの娘が英語の先生と英会話をするととても喜んでくれたそうです。

私達親にとっても、子供が海外の学校と日本の学校の両方を体験することができれば、両方の文化を理解できて、人としての幅も広がってくれるのではないかと期待しています。

体験入学が終わってから娘の感想を聞いてみると、友達も出来て、クラブ活動にも参加させてもらい、とても喜んでいました。
日本とシンガポールの学校の違いとしては、日本では先生や生徒たちの授業中の意見に間接的な表現が多く、ストレートに意見を言う外国人との違いを実感しているようでした。

8月から始まった新年度で、子供達がインタナショナルスクールに通い始めて4年目を迎えました。子供達は、もはや日本人というよりは外国人に近い感覚になってきている感じがありますが、今回の体験入学のような機会を捉えて、日本の文化を体験させてあげたいと思います。

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